先日泊まったお宿でもアレルギー対応をしていただきました…感謝
3月受けた血液検査の結果、1年前と同様で卵白・エビ・カニのスコアが少しだけありました。
昨年、NHKで某病院でのアレルギー治療について放送があって。入院して毎日少量ずつ食べていって、1ヶ月後には普通の量が大丈夫になる治療がある…とのことでした。すごい反響だったらしいデス…。
あくまでも母の意見ですが…番組の取り上げ方には違和感が…。ネットでも同意見が多数見られたのですが、その治療法は『治った』というのでは無く、減感作といって反応をごまかしているような(?)状態。なので、退院してからも毎日必ず卵1個を食べ続けなくてはならないし、何年後かに2週間全く卵を口にしなかった後、いきなり卵1個を食べても大丈夫になって初めて『卒業』となるらしいのですが、それについてはTVに出てこなかった…。そこの医師は厚労省にもデータを出している著名な方なのですが、厚労省でも『この治療法は未知な部分が多い』としています。
しかも、そこの病院は紹介状がないと受診できないとHPに書いてありました…。
何ヶ月か、何が良いのか…たくさん考えました。
アナフィラキシーを起こす重度な患者にとって、この治療法は奇跡だろうな…と思う半面、毎日定量を食べるということは、外食で卵は食べられないだろうし、その治療が最良のものなのかな…と。
そうこうしているうちに3月の検査が来て。
主治医は好意的に相談にのってくださって…NHKの話もしたし、今後の対応についても。
結局、兄は寛容まであと1歩…もう食べられる可能性が高いのだから、家あるいはこの病院で最初はテストしてもいいんだよと言って下さいました。ダメと思いこむと『具合が悪い気がする…』となってしまうので、まずは本人に内緒で自宅で食べさせることに決定。何かあったら、すぐに病院にかけこめる平日の午前にスタート…。
微量を調理するのは難しいので、しょうゆ卵の白身を最初は耳かき1杯程度…翌日2杯…。1週間が経ち、4gをクリア。その後、8分の1をクリアできたところで初めて本人に伝えました。『えぇぇ???』なんて感じだったけど、昨日まで食後も元気だったでしょ?ということで納得。
毎日少しずつ量を増やしていき、昨日は4分の1を食べました。
やっとこの日が来たんだなぁ…長かったなぁ…
。これからは違う料理法でも試してみて、地道に頑張るのみデス